アニまと

デカダンス

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西暦2400年代後半、文明が崩壊した世界で、人類は怪物のような生命体ガドルの脅威に晒されていた。ガドルは人類の敵だが、その体液は巨大移動要塞デカダンスの動力源となる。生き残った人々はデカダンスの中で暮らし、ガドルと戦い、そしてそれを糧として荒野を彷徨っていた。 幼い頃にガドルに父を殺され、自身も右腕を失った少女ナツメはガドルと戦うかの力に所属する戦士になりたかった。だが適性検査で不合格となり、デカダンスの装甲修理人として働くことになった。同じく装甲修理人のカブラギに厳しく指導されるが、彼がかつてガドルと戦っていた一流の戦士だったと知り、指導を願い出る。最初はナツメの申し出を断り、否定的なことばかり言っていたカブラギであったが、彼女からのある言葉により、決意を固め、彼女の訓練を開始する。 訓練を通して、少しずつ成長していくナツメだったが、この世界には、タンカーたちの知らない秘密が隠されていた。カブラギとナツメはその秘密に翻弄されながらも、自分たちの意思で足掻いていく。

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