アニまと

エスカ&ロジーのアトリエ ~黄昏の空の錬金術士~

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水が枯れ、大地が荒れ、空が濁る黄昏の影響で緑は失われ、作物は育たなくなり人類に滅びの時が近づいていた。空に浮かぶ前時代の遺跡である未踏遺跡の調査を目的に作られた辺境の街、コルセイトはそんな黄昏の時代にあって珍しくリンゴ園が営まれている緑の残る地であった。 ある日、未踏遺跡を調査する未開発地方特別調査局コルセイト支部の開発班に2人の新人役人が着任する。一人はコルセイトのリンゴ園で生まれ育った錬金術士のエスカ・メーリエ、通称エスカともう一人は中央からやってきた同じく錬金術士のロジックス・フィクサリオ、通称ロジー。 同時に2人の錬金術士がやってきた事に沸き立つマリオンであったが、支部に用意されていたのは錬金釜だけだった。エスカの釜を使った調合を行う古式錬金術と中央の錬金術は全く違うもので、ロジーは釜での調合は未経験であり錬金術が使えないという問題が発生する。 そのため、設備が整うまでエスカの調合をロジーがサポートする形で仕事を始める事にした。こうして2人は役人としての初仕事としてリンゴ園の水をくみ上げる風車の修理に取り掛かる。

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