アニまと

陰からマモル!

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昔々のその昔、戦国の世のとある国。治める殿様は自国一の名人が作る蒟蒻がとてもとても大好きだった。そしてあるとき「この偉大なる蒟蒻を作る家系が途絶えてはいけない! わが血統が滅びても、この芸術的な蒟蒻を作る血統だけは護らねばっ!」と考えた。 かくして殿様は自らに仕える忍者の一族「陰守(かげもり)家」に蒟蒻作りの名人の一族を未来永劫、末代まで護り続けるように言い渡した。そして400年の時が過ぎた現代。忠義者揃いの陰守一族は、主家である殿様の家系が滅びてもなお、現在まで蒟蒻作り名人の一族である「紺若(こんにゃく)家」を護り続けていた。

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