アニまと

神無月の巫女

image01

見る

まほろばの村に住む高校生の来栖川姫子と姫宮千歌音の16歳の誕生日の日、不気味な日食が世界を覆った。 それは太古の時代、剣神アメノムラクモと2人の巫女の手で封印された邪神ヤマタノオロチの復活を意味しており、 オロチと配下のオロチ衆は世界滅亡の為、最大の障害である巫女たちの転生態である姫子と千歌音の命を狙い始める。 姫子の幼なじみの大神ソウマもオロチに覚醒させられるが姫子の巫女の力でオロチの意思に抗えたソウマは想い人である姫子を守る為、巫女側に就き、オロチ衆と戦っていく。 オロチ衆との戦いの中で姫子とソウマは惹かれ合い、姫子への愛情を内に秘めた千歌音は2人の関係に苦悩する。 そんな中、千歌音はオロチにより滅んだ地球を再生させる儀式の為、前世の自身が姫子を殺害したことを思い出す。 今度は姫子に自身を殺害させる為、千歌音は復活したオロチの力で世界を滅ぼすことで姫子に敵意を向けさせ、自身が儀式の犠牲になるよう仕向けるのだった。 オロチは復活したムラクモとソウマの犠牲により倒され、千歌音は人柱となるが姫子は真に愛する人である千歌音と共に永遠にオロチを封印し続ける道を選んだ。 世界は歴史が改変された形で再生され、ソウマもオロチ衆もオロチではなくなっており、平穏な日々を過ごす。その世界で姫子と千歌音の存在は消えてしまっていたが2人は月の社で永遠の夢を見るのだった。

    inserted by FC2 system