アニまと

Legend of Basara

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20世紀末。大いなる災いが起こり、地球は滅亡の危機を迎えた。世界の文明や科学はいったん滅び退化。国は昔のように王制が敷かれ、暴君が支配し人々は圧政に苦しんでいた。 それから300年後。日本は京を中心とした4つの州に分かれ、未だ王家の支配に苦しめられていた。そんな中、山陰地方の白虎の村に双子の兄妹が誕生。兄であるタタラは国を救うと予言された「運命の子供」として、村の希望と期待を一身に集めていた。一方、妹である更紗は、常に「タタラの妹」としてしか見てもらえないことに寂しさを募らせていたが、優しい兄を始めとする家族や村のみんなに囲まれ明るく元気に暮らしていた。 しかし、2人が15歳になったある日、国王の末子である赤の王の軍勢が、白虎の宝刀を所持していることを謀反とみなし村を急襲。タタラと村の長である父が殺害されてしまい、母はいずこかへ連れ去られてしまう。皆が絶望に沈む中、更紗はタタラの「わたしがいない時はお前がこの村を守るんだよ」という言葉を思い出し、髪を切ってタタラとして立ち上がった。実は、その更紗こそが予言された「運命の子供」であったのだ。正体を隠しタタラとして生きることを決めた更紗は、白虎の宝刀を携えて赤の王を倒すべく旅に出る。 道中、温泉で一人の青年・朱里と出会い、更紗として心惹かれていくが、実はその青年こそが、父と兄を殺し村を滅ぼした元凶である赤の王だった。2人はお互いの正体を知らずに絆を深め合ってゆく。

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