アニまと

おねがい☆ツインズ

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軽井沢での『正体不明のUFO騒ぎ』で偶然テレビに写った一軒の家を目にしたことが、1人の少年と2人の少女にとって大きな転機となった。3人はいずれも、幼い女の子2人と男の子が遊ぶ場面を写した写真を持っており、写真の背景にその家が写っていたのである。 それから2年後。その1人、高校1年生の神城 麻郁は、幼い自分と一緒に写真に写るその家を借りて、フリーランスの在宅プログラマーとして一人暮らしをしていた。両親を知らず施設で育った彼は、自分の出生を調べていたが、なにも手がかりはなかった。 そんな彼の下に、彼と同じ瞳の色をした2人の女の子、明るく快活な宮藤 深衣奈と、大人しくて内気な小野寺 樺恋が訪ねてくる。2人とも例の写真を持っていて、自分こそが『麻郁と血の繋がりをもつ双子の兄妹』だと名乗り、なかば強引に居候として同居することになる。 どちらが双子なのか判明しないまま奇妙な共同生活を始め、さらに同じ高校に通う事になる3人。やがて深衣奈と樺恋は、ぶっきら棒だが優しい麻郁に恋心を抱くようになる。肉親でなければ、その家にいられない。肉親であれば、恋人になれない。葛藤する2人は『恋愛同盟』を結成して、互いの恋愛を応援しあうようになるのであった。 やがて、『家の写真』を撮影した場所を見つけたことから、樺恋こそが『麻郁の妹』であることが判明する。それと同時に、2人と血縁ではないことが判った深衣奈は、2人に告げることなく家出してしまう。血の繋がりがないから、麻郁と恋人同士になれる……その想いが強すぎて麻郁を意識してしまい、一緒に住むことが出来ないという深衣奈に、麻郁はプロポーズじみた告白をして二人は付き合うことになる

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