熊谷絵里は高校の入学式の朝、公園でヘッドホンをつけて歌っている少女を見かける。彼女は絵里と同じクラスで本名の柚塚千晴(ゆずかちはる)ではなく千歳ハルと名乗り、寮のルームメイトになった絵里につきまとう。ハイテンションなハルはあがり症の絵里が自作曲を動画サイトに投稿していることを知り、歌い手のサマーイベントに応募しようと誘う。ユニット「音楽少女」を結成した二人は本番に向けて練習に励むが、ささいな行き違いから、絵里は行方をくらましてしまう。イベント当日、一人でステージに立ったハルは絵里に向けて「一緒に歌おう」と呼びかける。会場に来ていた絵里はステージに飛び出しハルと和解。二人は息の合った歌とダンスを披露した。