アニまと

ロケットガール

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とある宇宙開発団体「ソロモン宇宙協会(通称SSA)」は、南太平洋にあるソロモン諸島の島・アクシオ島で、日本初となる有人ロケットの打ち上げを計画していた。しかし、計画は思うように進まず失敗の連続。責任者である所長・那須田勲の元に日本政府から「失敗したら計画を打ち切る」との通達が届く。 失敗続きの新型ロケット「LS-7」の代わりに、実績がある旧型ロケット「LS-5」を導入する決意を固めた那須田たち。しかしLS-5はパワーが不足しており、宇宙飛行士の1人である安川晴行の体重を78kgから50kgに減量するよう指示するが、当の安川は恐れをなして逃亡する。 那須田と医学主任の旭川さつきは、安川を追う途中、森田ゆかりに遭遇。彼女は東京在住の女子高校生であったが、彼女の父親がこの島で失踪したことから、それを探しに来たのである。ゆかりの体重が40kg以下である事を知った那須田たちは、ゆかりを言葉巧みに勧誘し、簡単なバイトと称して無理矢理宇宙飛行士の訓練を受けることを認めさせる。 彼女は父親が見つかるまで、ということで訓練に取り組むが、その最中のサバイバル訓練で地元住民の部落に入り、そこで父親が酋長になっていることを発見。ついでにそこで妹に当たるマツリを見て、自分とほぼ同じ体格であることから、彼女を自分の代役にしようと勧誘、彼女も同意する。ゆかりはこれを機に訓練をやめようと考えていたが、父親に帰るよう説得したときに、「お前がその仕事をやり遂げたら」と言われ、やむなく続ける羽目に。 あまり乗り気でなく訓練を続ける二人だったが、次第に周囲の人々のロケットにかける情熱や熱意を知り、積極的にそれに向かうようになる。そして初めての発射が迫る。数度の中止の後、初めてゆかりは宇宙に出る。しかしアクシデントが生じ、予定通りに帰ることが出来なくなる。様々な試行錯誤のあげく、とうとう予備機でマツリが救出に向かい。二人は無事に帰還する

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