アニまと

それでも世界は美しい

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少雨化が進んで降雨量の減少が続く世界。雨を降らせる能力を持つ「雨の公国」の第四公女ニケ・ルメルシエはジャンケンで負けてしまい嫌々ながらも国のため、「晴れの大国」の太陽王リヴィウス一世に嫁ぐことに。しかも、即位して3年で世界を征服したと聞いたが、会った相手はなんとまだ子供であった。さらには、退屈だから雨を降らせろと要求され反発するニケ。しかし、共に危機を乗り越え信頼を深め、ニケは自らの意志でリビ(リヴィウス)のそばに留まることを決意する。互いに愛し合い支え合いながら、共に歩むニケとリビ。やがて2人は正式な婚約者となり、運命の輪が回り始めるのだった。大国で暮らしていくうちにニケは、自らが秘める秘術の秘密、世界で起こる少雨化の現状、リビの抱えた闇を知り、自分自身も世界情勢に巻き込まれていく。

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