アニまと

スーパーカブ

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両親も趣味も友達もない、何もない少女、小熊。小熊は高校に通うためにママチャリを使っていたが、ある日から原付が気になりだし、通学用に一念発起していわく付きのスーパーカブ50を地元のバイク屋から破格値で入手する。ガス欠や自転車では出せないスピードなど、カブは小熊にさまざまな未知の経験をさせながら、安穏としているが何もなかった小熊の生活にゆっくりと、しかし確実に変化を与え、小熊もカブに乗ることに楽しさを感じるようになる。そんな小熊の前に、自分もカブに乗っているという少女・礼子が現れ、以降行動を共にする。 冬の足音が確実に大きくなりだした晩秋、小熊の高校では文化祭の準備期間に入っていた。しかし冬場もカブで走り回るための防寒対策に頭を悩ませる小熊と礼子は、文化祭も我関せずを決め込んでいた。しかし文化祭を明後日に控えたある日、クラスの出し物であるカフェの機材運搬でトラブルが発生し、機材が間に合わない可能性が出てくる。そんな中、クラスメイトの『原付じゃ無理だ』の言葉を聞きつけた小熊と礼子は、カブの有用性を証明するため、図らずも実行係の恵庭椎の窮地を救うためにカブで機材の運搬を行うことになる

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