アニまと

たまゆら〜hitotose〜

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汐入に住む沢渡楓は、高校進学を機に父を亡くしてから疎遠になっていた竹原への引越を決める。そこで楓はかつてよく竹原に来ていたころに遊んだ塙かおると再会し、岡崎のりえ、桜田麻音とも友達になる。4人は竹原南高校に入学する。そこで楓は憧れている写真家の志保美りほと会ったり、汐入で仲の良かった三次ちひろと再会したり、父の死によって果たされなかった花火大会や憧憬の路での約束を果たしたりする。しかし「自らには他の3人にあるような目立ったとりえがない」と考えたかおるの提案で、「私たち展」を旧笠井邸で開くことになり、またその予行演習として麻音は憧れていた乙女座の舞台に立つことになる

たまゆら〜もあぐれっしぶ〜

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4人は進級し、堂郷和太郎の協力を得て楓は写真部を創部する。そこに声をかけたのは憧憬の路で楓の写真を撮り、賞をとった三谷かなえだった。写真部は楓とかなえ、そして楓を支援する3人が集まる「ぽって部」を合わせた5人で活動する。楓は、父の訪れた場所を訪ね、父の残した足跡を辿る。また5人とかおるの姉の塙さよみは横須賀に行き、ちひろとその友人のともちゃんに会う。しかしかなえは受験のため、私たち展を最後に部活を引退する。その後かなえは大学に合格し、高校を卒業した。

たまゆら〜卒業写真〜第1部 芽(きざし)

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4人は高校3年生になり、新しく進藤巧美と前川すずねの2人が写真部に入部する。しかし4人はまだ自分たちの進路については想いを膨らませてはいるものの不確定なままだった。そんな中楓は志保美が竹原を去るという話を耳にする。志保美の話を聞いた楓は、「写真に関わる仕事」という夢を固めていく。

たまゆら〜卒業写真〜第2部 響(ひびき)

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一学期後半のある日、のりえは突然スイーツの封印を宣言する。それは兄に自分が本気でスイーツで生きていきたいと思っていないのではないかと指摘され、ショックを受けたからであった。意地を張るのりえに対し、楓たちは「のりえちゃんスイーツ食べ納め会」を開くことを提案する。スイーツを食べたみんなや兄の感想を聞いたのりえは再びスイーツの道を目指すことを決意する。 一方、かおるは地域奉仕や和太郎とちもの結婚式の手伝いなどの仕事に追われ、自分の進路について考える時間を持てずにいた。将来は漠然と香りに関わる仕事をしたいと思っていたが、それは趣味の範疇にあることに気づく。結婚式の準備の手伝いをしたり、マエストロが記念写真を撮っていた結婚式を見たりするうち、「人を幸せにする仕事」に就きたいと思うようになり、ウェディングプランナーになることに決めた。

たまゆら〜卒業写真〜第3部 憧(あこがれ)

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4人は進路も決まり、将来を楽しみにする。しかし三者面談で、麻音の父は麻音に「のどか亭」を継がせないと発言し、麻音と喧嘩になる。父と話し合うために4人が大崎下島ののどか亭を訪れると、父が骨折していた。のどか亭に多額の借金があると思い、将来を心配した麻音は経済学を学びたいと言い出す。しかし麻音の心配は杞憂に終わった。 竹原に「憧憬の道」の季節が訪れる。しかし楓のカメラは画像が白くなる現象が続き、カメラが直らないまま点灯時間を迎えてしまう。また、楓は来年からみんなで憧憬の道を見られなくなるのではないか、また写真を撮らなければ思い出にも残らないのではないかと恐れる。そんな楓に対し、かおる達は思い出は消えないということを伝えて励ました。

たまゆら〜卒業写真〜第4部 朝(あした)

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楓のカメラが修理されて戻ってきた。しかし、マエストロは楓に次に壊れたらもう直せないかもしれないと伝える。それを聞いた後、楓は家に帰り、写真について勉強するため東京の大学に進学することを珠恵に伝える。 年が明けて受験が近づき、楓は受験のため汐入のちひろの家に向かう。その時、ちひろが「泣き虫を卒業する」と言うと、ちひろが涙もろかったおかげで自分が泣かずに済んだので感謝していると伝えた。学科試験と面接を終え、楓は志保美のフォトスタジオ「遊」へ行く。そこで、大学に進学したら志保美の部屋に住むことを決める。 卒業式の日を迎え、4人は卒業証書を受け取る。その後、みんな無事第一志望に合格した。 その後ちひろたちが竹原に来て、一緒に朝日山に登った時、再びカメラは壊れてしまう。山を下りてマエストロに修理を依頼するが、マエストロは修理ができないと伝える。その時、マエストロは写真館に楓あての荷物が届いたことを伝える。それは夏目が送った新しいカメラだった。楓は巧美から説明を受け、デジタルカメラで再び写真を撮り始める。 楓が竹原を後にする日が近づく。楓は朝早いので見送りの提案は断った。そのため、他のみんなは和馬の桜の木の下に集まり、楓の乗った電車に声をかけて別れを告げた。東京で楓が志保美と新しい生活を始めたところで、物語は幕を閉じる。

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